住宅ローンで失敗!マイホームの予算を考えるときのポイントは?

住宅ローンの仮審査を早めに受ける

住宅ローンで失敗しないためには、できるだけ早めに金融機関の候補を決めて仮審査を受けましょう。住宅ローンの失敗でよくあるのは、本審査の申し込みをしても通らなかったり、必要な金額を借りられなかったりするケースです。また、審査を受けてみたら毎月の返済額が高くて無理なことに気付いたという場合もあります。住宅ローンの仮審査を受けると融資の可否について目安がわかるだけでなく、融資可能な上限額や金利の水準も把握することができます。どのくらいの予算でマイホームを建てられるかを具体的に考えられるようになるので、家づくりを始めようと思い立った時点で住宅ローンの仮審査を受けるのがおすすめです。

住宅ローンでカバーされない費用を考慮する

住宅ローンで失敗している事例として、カバーされない分の費用を考えていなかったというケースがよくあります。注文住宅で住宅ローンを利用するときに、すべての費用を住宅ローンでまかなえるわけではありません。ローン商品の種類によって支払える範囲には違いがありますが、住宅の建築費用と住宅を建てる土地の購入費用は少なくともカバーされます。しかし、住宅の外構工事にかかる費用や税金などの諸費用はカバーされないことが多いので注意が必要です。また、作り付けの家具や住宅設備だけでは生活するのは困難です。カーテンや日用消耗品などの細々とした備品も最初に必要になります。必要な家電や家具を追加購入する費用も考慮してマイホームの予算を考えましょう。

土地の価格は建築コストに大きく影響します。ローコスト住宅にする場合は、低コストの土地を選び、地価の高い地域を避けることが重要です。